蛍光灯からLEDへ交換
台所のひもを引いてつけるタイプの電気がチカチカとつきが悪くなったので、蛍光灯からLEDへ交換しました。
蛍光灯の種類
蛍光灯にはグロースタータ形、ラピッドスタート形、インバータ形(高周波点灯専用形) と3種類の点灯方式があります。
スターター形
グロースタータという点灯管を用いて点灯させる方式。
スイッチを入れるとチカチカしてから点灯するもので、少し遅れてから点くもの。
今使っている蛍光灯を外すとFLから始まる型番のグロー専用ランプがあると思います。
別途グローランプ(点灯管)が必要。
今回変えたのはこのスターター形の蛍光灯です。
ラピッドスタート形
すぐに点灯するように設計された蛍光灯の点灯方式。
グローランプ不要。
蛍光灯はFLRから始まる型番でラピッド専用ランプを使用。
インバータ形
高周波で動作しチラツキがなく即時点灯ができる安定器。
スタータ形・ラピッドスタート形蛍光灯より電機の効率が良い種類の蛍光灯ですが価格が高い。
グローランプは不要。
蛍光灯はFHFから始まる型番。
一般家庭で多く使用されるタイプはスターター形
台所の電気をパナソニック15形直管蛍光灯の型番FL15N(スターター形)からアイリスオーヤマLED直管ランプ15形に買い替え交換しました。
アイリスオーヤマのLED直管ランプ15形はグロースタータ式器具専用です。
型番:LDG15T・N・5/7V2
LEDは記事の一番下に紹介しています。
LEDと蛍光灯比較
【省エネ】蛍光灯の消費電力15WだったのがLEDだと消費電力4.8Wになりました。
LEDにしたことで消費電力約3分の1になり電気代が節約できます。
【明るさ比較】 全光束:820lm(蛍光灯)から全光束:750lm(LED)と若干落ちますが、気になる程、明るさは変わりません。
【電気寿命】蛍光灯6000時間→LED40000時間で約6.7倍の電気寿命延長。
LEDを購入する場合の注意
蛍光灯の種類に注意し、グロースタータ(点灯管)があるかを確認。
グロースタータ(グロー球)は長さ40mmぐらいの小さい電球の方です。
一般の住宅の台所照明はスターター形が多いと思いますが、LEDに買い替える前に今使っている蛍光灯を一度確認した方が良いです。
台所の電気(ひもをひっぱるタイプ)のフタを外し、蛍光灯を外すと型番が書いてあるので、型番FL~だと今回紹介しているLEDに交換可能です。
(例)FL15N 15W(蛍光灯)
サイズも念のため確認
蛍光灯のサイズとLEDのサイズも確認。
両方とも長さ436mm(43.6cm) であれば大丈夫です。
今回変えたLEDはグロースタータ式器具専用交換ランプ/G13口金/15形相当。
※今回紹介しているLED蛍光灯は型番FLからのグロースタータだと交換対象です。
※FLRから始まるラピッドスタート形やFHFから始まるインバータ形の場合は絶対使用しないようにご注意下さい。
蛍光灯LED価格比較
蛍光灯の価格やLEDの価格は店や時期によって違うと思いますが、だいたいの目安として計算してみました。
LEDランプ約1600~2000円で約10年+LED電気代。
蛍光灯の価格約400円+グロースタータ価格約150円=約550円+蛍光灯電気代。
2年に1回買い替えで10年で5回買い替えるとすると550x5=2750円+電気代。
結果、蛍光灯、LED両者とも途中不具合がなければLEDの方が総合的に見ても安くなり消費電力も低く節電にもなり交換の手間も減ります。
蛍光灯からLEDへ交換方法
電気のスイッチがオフになっていることを確認後、
今使っている蛍光灯とグロー球(小さい電球)を外し、左右穴に合わせながらLED直管ランプを取り付け、LED直管ランプ付属のグロースタータ(グロー球)と交換で点灯します。
注意点は裏側と書かれている方が表に来ないように型番が見える方が表にくるよう取付すると明るいです。
実際つけた感想はひもをひっぱってから明かりが付く時間が速くなりました。